ブレイダーが活躍できる場所について

  • ブレイダー = 美容師 であるとは限らない

    髪を美しく整える職業といえば、美容師または理容師を思い浮かべることが一般的だと思います。皆様も日常、サロン等で理美容師からカットやパーマ、カラーリング、またはブレイディングの施術を受けているはずです。髪に関するスペシャリストを理美容師と限定した時に、ブレイダーという職業をイメージし最初に思い浮かべるのは、サロン等で働く理美容師の中で、ブレイディングに関して特殊で秀でた技術を持っている方のことではないかと思います。

    しかしタイトル通り、ブレイダー=理美容師ではありません。詳しくは、CONTENTS コンテンツ>ブレイダーとして必要な資格とは?に書きましたが、ブレイダーであると名乗ることに理美容師の資格は必要ありません。ただし、理美容師免許を持たないブレイダーは、サロン等に勤務し「顧客の頭髪を美しく整えることで報酬を得ること」はできません。あくまでも「顧客の頭髪を美しく整えることで報酬を得る」ことが出来るのは理美容師に限られるからです。

  • 理美容師免許を持たないブレイダーが技術を生かすには

    理美容免許を持たない方は「顧客の頭髪を美しく整えることで報酬を得る」が出来ませんが、例えばブレイディング技術を教えるスクールの講師など、直接的に顧客の頭髪に対して施術する事以外であれば、その技術を使って活躍する事が出来ます。また当店のように、ヘアエクステンションを扱うお店でも、その経験から適切な商品をお客様にお勧めできると思います。

  • 理美容免許を持ったブレイダーが働ける場所とは

    もちろんサロン等のお店で働くことが出来ます。サロン等とは一般的に「サロン」「美容室」「美容院」「床屋」などを指す場所のことですが、法律上は「美容所」「理容所」と言います。「美容所」「理容所」には衛生面や間取り、設備に関して厳しい基準が設けられていて、違反する場合は業務停止などのペナルティが課せられます。そして、たとえ理美容免許を持っていたとしても、原則「美容所」「理容所」以外で施術を行う事は禁止されています。

    しかし、厚生労働省の規制改革実施計画、平成28年6月2日閣議決定において、この原則が大幅に緩和され、理美容師免許を持ったブレイダーにとっても、活躍できる場所が大きく広がることとなりました。詳細は以下に記します。

  • 美容所・理容所以外で施術できる場所とケース

    理美容師は原則、美容所・理容所でのみ施術を行う事が出来ますが、例外があります。東京都の条例における例外条件をまとめます。(美容師法施行令4、理容師法施行令4条、東京都美容師法施行条例4条、東京都理容師法施行条例4条)

    1. 疾病その他の理由により、理容所・美容所に来ることができない方に対して理容・美容を行う場合

      自宅から病気などの身体的理由により、理容所・美容所に移動する事が困難な場合を指します。自宅へ出張し、施術する事ができます。

    2. 婚礼その他の儀式に参列する方に対してその儀式の直前に理容・美容を行う場合

      結婚式や七五三などの儀式に参列する方に対して、儀式の直前に施術することができます。

    3. 山間部等における理容所・美容所のない地域に居住する方に対して、その居住地で施術を行う場合

      地理的要因により、近くに理容所・美容所がない地域に出張し、施術することができます。

    4. 社会福祉施設等において、その入所者の方に対して施術を行う場合

      養護老人ホームや病院など、保健所が認める施設の入所者の方に対して、出張し施術することができます。

    5. 演劇に出演する方等に対して、出演等の直前に施術を行う場合

      演劇や歌謡、踊りなどの舞台に出演する、もしくは発表会等の催しに参加する方に対して、出張し、出演の直前に施術することができます。

    特に5番目の、ライブやダンス等の発表会、ショーや演劇、プロスポーツの試合など直前に出張し施術ができることに関しては、理美容師免許を持つブレイダーが大きく活躍の場所を広げることができる例外条件なのではないかと思います。

    美容所などについてのまとめ